「着衣着火」に注意
調理中のガスコンロやストーブ、仏壇のろうそくの火が着ている服に点いてすぐに燃え上がる現象のことを着衣着火と言います。
羊蹄山ろく管内では平成29年11月にろうそくの火が衣服に燃え移る事故が発生しています!!
衣服の袖口から着火する場合が多く、大変危険で重度のやけどや死亡に至ることもあります。
着衣着火をおこさないためにも以下のことに注意しましょう。
着衣着火をおこさないために!
- 袖口に火が点くケースが多いので、特に調理などをするときは、燃えにくい防炎加工されているエプロンなどを着用しましょう。
- 火を扱うときは、裾や袖が広がっている衣服は着火しやすいので避けましょう。
- ガスコンロの奥には調味料などは置かないようにしましょう。
- マッチやライターを子供の目の届くところに置かないようにしましょう。
- 仏壇の火などは使い終わったら、そのままにはせずすぐに消しましょう
ストップ!ドロップ&ロール!!
自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまった時には、慌てて走っては絶対にいけません!!走ると風が起こり、かえって火の勢いが大きくなります。
もしも衣服に火が燃え移ってしまったら、「ストップ!ドロップ&ロール!!」を思い出して適切な対処をしましょう!
- ストップ!(止まって!)
火の勢いを大きくさせないために、まずはその場に止まってください!!
- ドロップ!(倒れて!)
地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押しつけるように。体と地面をくっつけます。
体と地面の間にできるだけ隙間ができないようにしてください!!
- ロール!(転がって!)
地面に倒れたまま左右に転がります。転がることで洋服についた火を窒息(ちっそく)消火させます。
両手で顔を覆うようにして顔への火傷を防ぎましょう!!
表面フラッシュ現象について
表面フラッシュ現象とは、一部に触れた火が生地の表面を走り、短時間で製品の表面に炎が広がる現象です。セーターやヨーレン製品での事故が特に目立っており、注意が必要です。
袖に着火する場合が多いですが、見えない部分から燃え出すと、発見が遅れて、生命の危険にさらされることもあります。
このページの情報に関するお問い合わせ先
羊蹄山ろく消防組合 消防本部
電話:0136-22-2822